トップページ食道がんの早期発見の取組み
食道がんの早期発見の取組み

 食道がんにかかる率(罹患率)は、40歳代後半以降に増加し、男性に多く、喫煙と飲酒が確立したリスク要因とされています。初期には自覚症状がないことが多く、健康診断や人間ドックのときに内視鏡検査などで発見されることがあります。無症状で発見された食道がんは、早期であることが多く、最も治る確率が高くなります。
食道がんの90%以上が扁平上皮癌というがんでしたが、食生活の欧米化もあり、今後、腺癌が増えることが予想されます。
症状としては、がんの進み具合によって異なります。食べ物を飲み込んだときに胸の奥が痛む、熱い物を飲み込んだときにしみる、食道で食べ物がつかえる、体重が減少する、胸や背中が痛む、むせるようなせきや血の混じった痰が出る、声がかすれるなどがあります。定期的な検診を受けることはもちろん、症状が続くときは早めに消化器内科を受診することが大切です。
食道がんの治療は、内視鏡治療、外科的治療、放射線治療、化学療法などを組み合わせて行っていきます。当院の消化器内科では、早い段階で見つかった食道がんの患者さまに対して、内視鏡治療を取り入れています。
内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD: Endoscopic submucosal dissection)は消化管の早期がんに対して、胸やお腹を開けずに腫瘍を切除する画期的治療法として開発されました。消化管のがんを治療するなかで最も体に負担のかからない治療として胃においては2006年、食道では2008年、大腸では2012年と、それぞれ保険適応となり発達、普及してきました。当院でも早くからESDを導入し、これまでに1500例以上行い、良好な治療成績をおさめています。食道がんに対しても良好な成績をおさめています。 ESD治療のメリットとしては、なんといってもからだにやさしい治療といえます。ESDを行うにあたっては、内視鏡技術のみならず状況に応じた柔軟な判断が要求されます。またチームとして治療に取り組む姿勢が重要です。質の高い医療を実践するためにスタッフ一同、日々努力を積み重ねています。

引用:がん治療.com., http://www.ganchiryo.com/type/index04.php.
引用:Medical Note., https://medicalnote.jp/contents/150819-000024-VGTDYK.

上記の通り、食道がんにおいても早期発見・早期治療が大変重要で、またわかっている危険因子もあり、久里浜医療センター 臨床研究部長 横山顕先生の作成した食道がん高危険群のスクリーニングテストが開発されています。
問診票にアクセスいただき、ご自身の食道がんのリスク評価をしてみませんか。下記のURLよりアクセスいただけます。
ご不明な点は、℡:099-223-1521(南風病院健診課)までお問い合わせください。

問診票はこちら

情報元:久里浜医療センター 臨床研究部長 横山顕先生の作成した食道がん高危険群のスクリーニングテストをTQM室にて編集しました。


南風病院画像診断センター政記念消化器病研究所病院広報誌「南風便り」