CANCER当院におけるがん診療の取組みについて

がん専門初診外来開設について

迅速で正確ながんの診断、適切な治療計画を作成

患者さまの不安を解消する窓口に

南風病院は2013年3月1日、「がん専門初診外来」をスタートしました。この外来は、“がん”か“がんでないか”の診断を迅速で正確に下す外来で、鹿児島県の医療機関では初の試みです。「がん専門外来」を利用していただくことで、がんでなければ患者さまの不安は無くなりますし、がんであれば適切な治療計画を提示し、患者さまに病気ときちんと向き合っていただくきっかけにしていただきたいと考えています。
以前、「がんの疑いがある」と他の医療機関で告知を受け、がんであると確定しない段階であるのに、不安でノイローゼ気味になっている患者さまとお会いしました。その時、私たち医療者がしなければいけないことは「がんの疑い」という不安な期間をできるだけ短くすることだと感じました。
検査、診断を迅速に行い、がんではない人には「心配いりませんよ」と伝え、残念ながらがんだった方にも、適切な治療計画を提示することで、自覚を持って病気治療に取り組んでほしいと願っています。

専門性の高い医師と蓄積されたデータで対応

当院のがん専門外来は、名誉院長の西俣寛人医師をはじめ、院長兼外科主任部長の末永豊邦医師、副院長兼肝臓内科主任部長の小森園康二医師、副院長兼消化器病センター所長の新原亨医師が担当します。
各担当者は、各診療科のトップであり、長年にわたって臨床の第一線で診断してきた専門家です。これまで南風病院が蓄積してきた検査や診断のデータと併せ、迅速で正確な診断を心がけてまいります。
セカンドオピニオンを求めてこられた患者さまには、患者さまと主治医の先生に宛てて、診断結果をご報告します。主治医の先生と診断が異なることもあるかもしれません。しかし、患者さまのために、当院の医師の見解をきちんと伝えることが大切だと考えています。
がんの治療薬、治療法の選択についても当院の見解をお伝えし、患者さまが納得して選択できるお手伝いをしたいと思います。免疫療法を望む方や、県外での治療を望む方もいらっしゃるかもしれません。
当院の「がん専門外来」は、専門性が高く経験の豊富な医師をそろえることで、いろいろな角度から患者さまの相談に乗ることができ、不安を軽減する役割を果たしていきたいと願っています。

公益社団法人鹿児島共済会 南風病院