3/28　70周年記念事業 講演会「医療の最前線」を行いました。

　2025年3月28日、南風病院 多喜ホールにおいて、南風病院70周年記念事業　講演会「医療の最前線」を開催しました。講師に、慶應義塾大学病院 副病院長、慶應義塾大学医学部 呼吸器内科 教授の福永興壱先生をお招きし、「喘息診療の現在とこれから」と題して講演を行っていただきました。

　講演では、喘息診療の現状と治療法の変遷、難治性喘息の管理として経口ステロイドの副作用や減量等についてのお話しがありました。また喘息のコントロールができるためのポイントとして、増悪因子や合併疾患との関係や患者への適切な指導についても実際の事例を元に説明がありました。またこれからの新しい喘息管理の方法として、ピークフローメータと連携したスマートフォンアプリによる自己管理システムの開発とその活用方法などもご紹介がありました。

　今回は、地域の医療機関からご来院された先生方と当院職員を合わせて約60名が参加となりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
　この講演会は、最新の医療の情報を地域の医療機関の皆様へ発信することを目的としています。南風病院では、今後もこのような講演会を企画していきます。病院ホームページ、SNS、郵送等でご案内いたしますので、皆様のご参加をお待ちしております。

南風病院　地域医療連携室
直通TEL：099-805-2732