EDUCATION教育について

認定看護師についてのご紹介

認定看護師

おかげさまで、南風病院認定看護師は、10分野、11名となりました。今年は、地域の支えもあり60周年をむかえることとができました。各専門領域の紹介と共に地域の皆様と協働して地域の活性化が図れればと考えております。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

  • 慢性呼吸器患者・家族の心理的ケア
  • 酸素療法(在宅用含む)、人工呼吸器(在宅用含む)、吸引、口腔ケアなどに関する看護ケアの悩みや相談

退院支援(療養指導/カンファレンス参加)慢性呼吸ケアに関する悩みがありましたら、ご連絡ください。

認知症看護認定看護師

  • 認知症の人とのコミュニケーション方法
  • 認知症の人による周辺症状の予防と対応
  • 認知症の介護家族支援

認知症ケアで困っていることに対し、一緒に考えたいと思います。

慢性心不全看護認定看護師

  • 心不全の病態生理
  • 心不全に対する看護の実践
  • 心不全患者への療養支援としての生活指導や退院指導
  • 心不全に関する検査の見方

手術看護認定看護師

  • 手術や麻酔、手術侵襲
  • 周術期の看護
  • 患者や家族の心理的ケア
  • 手術全般(手術体位や手術器械など)
  • DVT予防
  • 洗浄・消毒・滅菌

集中ケア認定看護師

  • 重症(になりそう)な患者の看護(ショック状態、呼吸丌全、意識障害、代謝障害、過大侵襲等)
  • 人工呼吸器装着時の看護(IPPV・NPPV)
  • 重症患者・家族への心理的ケア
  • 重症患者に対する早期リハ

緩和ケア認定看護師

療養過程の各段階に応じた、身体的や精神的、社会的、スピリチュアルな苦痛緩和のための介入を行います。

  • ケアの実践
  • 電話相談や病棟ラウンド
  • 研修会を通しての教育

皮膚・排泄ケア認定看護師

  • 創傷、褥瘡予防(スキンケアやポジショニング)
  • 創傷、褥瘡治療について
  • ストーマケア(装具選択やトラブルの対応)
  • 失禁によるスキンケア、トラブル時のケア

がん化学療法看護認定看護師

勉強会開催や日常業務での相談や(血管外漏出時の対応、口腔粘膜炎の対応、使用物品の相談など)看護部以外の部署からの相談
患者、家族支援の相談/カンファレンス参加、レジメンについての問い合わせ

感染管理認定看護師

  • 感染予防対策
  • 感染予防教育
  • 医療関連感染サーベイランス
  • 手術部位感染対策

研修、訪問ラウンド、相談など

透析看護認定看護師

  • 慢性腎臓病(CKD)に対する看護
  • 血液透析・腹膜透析・腎移植
  • 内シャント管理と評価
  • 透析患者の周手術期看護
  • 腎臓看護外来の役割と実際
  • 合併症とフットケア
  • 急性血液浄化療法の看護

スペシャリストナースの活動

増満嘉奈子(救急看護認定看護師研修修了)

現在の仕事の内容を教えてください

増満嘉奈子(救急看護認定看護師研修修了)

現在リカバリ室(手術後患者、救急患者対応)に所属しています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
ICU(重症集中治療室)所属時に、救急搬送されてきた患者さんの看護も行うようになりました。当院には救急専門診療科は無く、全医師が輪番制で診療しています。このような状況なので、看護師として救急看護の専門的知識と技術があれば、更に救急搬送された患者さんのための看護が実践できるのではないかと考え、認定看護師を目指しました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
患者さんの状態の変化をキャッチするために、的確で迅速な観察力と判断力が求められます。研修は修了しましたが、更に自分自身がその知識を得るように心がけています。そうすることで、患者さんや家族からの質問に応じることができ、スタッフからの相談にもわかりやすく助言できると思います。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
色々な分野の認定看護師がいることが特徴の一つであり、病院職員全体で患者さんのために質の高い医療や看護を提供しようとお互いに努力協力し合って、他職種間での連携が図れているところだと思います。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
リカバリ室に入院された患者さんへ、スタッフと一緒にエビデンスに基づいた看護を提供していきたいです。救急搬送された患者さんだけではなく、その家族にも目を向け他職種ともコミュニケーション図りながらの看護を行っていきたいと思います。

がん化学療法看護認定看護師 I

現在の仕事の内容を教えてください

がん化学療法看護認定看護師 I

主には抗がん剤による治療を受ける患者さんやご家族が、安心して自宅での生活を送れるようにサポートしています。この他にも、化学療法カンファレンスや院内癌化学療法委員会などを通じて、外来・病棟の看護師や医師、薬剤師、その他メディカルスタッフとの調整的な役割を担っています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
8年間、消化器内科病棟で勤務しましたが、外科病棟に異動になり、抗がん剤治療を受ける患者さんと関わる機会が増えました。しかし、抗がん剤治療についての知識が不足していて、患者さんの対応に悩むこともありました。勉強することで、だんだん興味を持つようになり自信もつきました。もっと専門的に勉強したいと思い、認定看護師になろうと決心しました。南風病院は、スタッフがキャリアアップしていくことに応援してくれる事も、私を後押ししてくれました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
認定看護師として活動するには、まわりのスタッフとの信頼関係や協力が必要です。このため、日ごろから他のスタッフとコミュニケーションをとったり、話しかけやすい、相談しやすい雰囲気をつくれるように心がけています。そして常に最新の知識の習得し、その知識を患者さんや現場のスタッフにわかりやすく提供することする事と、根拠のある看護ケアを提供できるように、研修や勉強会には積極的に参加しています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
がんの分野に限らず、いろんな分野の認定看護師がいることは、他の病院にはあまりない南風病院の特徴のひとつだと思います。南風病院は、認定看護師の育成をサポートしてくれる病院です。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
平成26年度から、化学療法のリンクナース会を立ち上げました。これまで以上に病棟看護師と協力し、がん化学療法における南風病院の看護の質の向上を目指します。がん専門病院であるにもかかわらず、がん化学療法に対して「こわい」と感じているスタッフは、まだたくさんいます。しかし少しでも現場の看護師に化学療法への興味を持ってもらい、一緒に患者さんのための、質の高い南風病院のがん化学療法看護を提供できるように、認定看護師としてかかわり、研修等を行っていきたいと思っています。
また、緩和ケア認定看護師とも協力し、早期の段階から緩和ケア介入も行うことで、より患者、家族のQOLを重視した看護を提供していきたいと考えています。

がん化学療法看護認定看護師 S

現在の仕事の内容を教えてください

がん化学療法看護認定看護師 S

月130件前後の点滴抗がん剤治療の実施や、病棟や外来(内服抗がん剤)での化学療法を受けている患者さんとご家族からの副作用などの相談業務も行っています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
私は新人時代、抗がん剤の知識がなく、抗がん剤を漏出し、皮膚障害を引き起こした経験があります。謝罪した私に、その患者さんは責めることもなく「ここで終わらずに、抗がん剤の勉強を続けてください。そして、あなたが抗がん剤の知識を後輩のかたたちに教えてください。がんばってね」と、仰ってくださいました。この出会いと患者さんからのお言葉が強く心に残り、がん化学療法看護に興味をもち、南風病院からのサポートもあったので、認定看護師の資格の取得を目指しました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
認定看護師の役割は「実践・指導・相談」とされています。そのため常に、その3つの視点をもって、がん化学療法看護に関わるようにこころがけています。
また、がん化学療法看護のプロフェッショナルとして、自分の伝える言葉に責任をもつことが重要であると思っています。現在は情報社会で、がん患者さんもご家族も、さまざまな情報を調べて来院されます。認定看護師として、エビデンスのある治療や看護を提供するために、積極的に院外の学会や研修に参加するようにこころがけています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院では、チーム医療が充実しています。がん化学療法においては、副作用のマネジメントや日常生活のセルフケア支援が重要です。主治医の外来診察時間だけで、患者さんの療養生活の全てを支援する事は困難です。そこで、患者さんが外来化学療法に来られた時は、主治医が診察される前に、薬剤師と看護師が専門的な立場から関わり、副作用の説明や日常生活の注意点など説明を行っています。このように、それぞれの職種が責任を持って、チーム力で患者さんへ質の高いケアを提供できる病院です。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
現在も、患者さんやご家族からの相談受けていますが、近い将来「がん看護外来」を立ち上げ、もっと患者さんやご家族の方々が相談しやすい環境づくりを行っていきたいと考えています。認定看護師を取得して5年経過し、現在認定看護師更新に向けて取り組んでいます。さらに南風病院のがん看護の質を底上げしていくために、今後認定看護師としてどのような貢献ができるか、がん化学療法看護のプロフェッショナルとして、患者さんや現場の看護師に何が提供できるか何を模索していきたいと考えています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師の役割は「専門職種としての実践」「現場看護師や他職種からの相談応対」「皮膚・排泄ケアに関する教育への支援」があります。私は専従の認定看護師として、主には外来と病棟の患者さん、看護師に対して専門業務を実践しています。実践で多いのは褥瘡ケアですが、実際の創に対してのケアだけでなく、予防用具の活用による褥瘡の発生防止のための啓蒙・教育・相談や、発生してしまっている褥瘡の治療計画に関しての病棟スタッフへのアドバイス治療計画や評価も重要な仕事内容です。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
外科病棟のスタッフをしていた頃、患者さんや後輩看護師達に褥瘡ケアや予防の教育を行うためには、自分自身がもっと深く学習することが必要だと感じました。手術後の患者さんの創傷治療やストーマ管理をしていくには、スキンケアが最も重要であり、そのことをもっと深く学びたいと思いました。その事を上司に相談すると「南風病院全体に貢献できる取り組みになる」と、病院からも認めていただき、認定資格取得のサポートを頂いて、資格取得することができました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
特別に資格取得をさせて頂き、専従として業務しているので、他の看護スタッフの見本となるような看護師でありたいと、日々こころがけています。また、私が皮膚・排泄ケアの認定看護師としての役割を実践していくためには、現場の看護師さん達の協力がかかせません。そのためには自分から率先して多くのスタッフへ声をかけること、現場の看護師さん達が声をかけやすく、相談しやすいように自分自身が笑顔でいること、委員会活動や研修を楽しくなるよう企画することを心がけています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院で働く職員は、患者さんに限らず、患者さん家族にも、同僚にも「人にやさしく、あたたかく」を行動化し、実践できていると思います。なので、病院全体が暖かい雰囲気があります。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
何よりもまず、南風病院を褥瘡発生ゼロの病院にすることです。これは現場のスタッフの協力もあって、近い未来に達成できるのではないかと希望を持っています。さらにこの経験を元に、今後は病院内にとどまらず、南風病院が取り組んでいる地域への貢献の一環として、他施設からのストーマ外来紹介を頂いて、一緒に協力して患者さんのケアに取り組みたいです。また直接、創傷・ストーマ保有者に対して他施設や在宅へ出向き、施設や在宅のスタッフの人たちと一緒にケアを実施して、在宅や施設での皮膚・排泄ケアの向上に貢献できればと考えています。

集中ケア認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

集中ケア認定看護師

ICUで主任と集中ケア認定看護師を兼務しています。スタッフと一緒に重症患者様の状態をアセスメントしながら、その時の患者さんの状況に適したケアはなにか、ディスカッションしながらケアを行っています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
看護師は交代で患者様のケアにあたっています。いくら自己研鑽に励み、自分一人が良いケアができるようになっても意味がありません。経験年数を重ねるにつれ、後輩を育てることが求められるようになり、それまで培った経験や知識を人に伝えることの難しさを実感しました。そこで、根拠をもって同僚や後輩達に看護を伝える能力を身につけようと考えたのが、認定看護師を目指したきっかけでした。南風病院は、認定の資格取得や活動に関して、病院と看護部が全面的に応援してくださるので、とても活動しやすく、責任とやりがいを感じながら活動することが出来ています。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
集中ケアのエキスパートとして、スタッフから相談を受けることも多くあります。アドバイスの際には、相手の経験年数や状況を考え助言しています。相手に理解してもらうためには、根拠を持って説明し、それを工夫しながら伝えることを心がけています。
また、認定看護師の研修に行ってから特に気をつけるようにしていることは、複眼的に物事を考えることです。問題を解決しようとするとき、自分や他の人の意見を複眼的考えることで、物事の本質や全体像が見えてきます。認定看護師は、自部署だけでなく病院全体の看護の質を向上させる使命があります。関わる人が増えるほど、複眼的に物事の本質を見極める力が必要であると感じています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
職員全員で患者様のために、病院を良くしようと行動しているところが南風らしさだと思います。当院の理念である「人にやさしく、あたたかく」の精神が職員全員に浸透しており、患者様・ご家族だけではなく、職員にもやさしく、あたたかい病院であると感じています。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
重症患者の看護を実践しながら、看護が楽しいと感じられる看護師を一人でも多く育成することです。看護は、奥が深く、一生自己研鑽が必要な仕事です。患者さんの数だけ看護の方法は必要で有り、看護師の個性もそこに大事な要素となります。スタッフの個性を活かしながら、それぞれが看護に夢中になれる環境を作り、看護チーム全体でよりよい看護とは何かを探求し、楽しく看護を実践することが、患者さんの利益となるように、認定看護師として支援していきたいと考えています。

感染管理認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

感染管理認定看護師

病院全体の感染防止プログラムを立案実施し、院内の感染率を減少させるための活動をしています。主にサーベイランス活動により、院内の感染の状況を把握し、医療の質や業務の改善活動を行うための取り組みとその評価を行っています。そのために、毎日病棟をラウンドし、現場とコミュニケーションをとりながら実践できるようにしています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
以前ICUで勤務していました。その頃上司や先輩から、何か得意分野を持つことが重要だと教わっていました。日々の業務の中で、感染を含む予防という分野への取り組みに、不十分さを感じることがありました。その時期に感染に関する研修に参加していたこともあり、この分野の勉強をすることが、何かの形で患者さんをよくすることに繋がるのではないかと考えました。そこで南風病院のバックアップとサポート体制もあって、取得を目指すことにしました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
とにかくコミュニケーションをとることです。私は現場所属ではないため、毎日病棟に足を運ぶことを心がけています。また、計画を立てて実践し、評価することも同じように大切だと考えています。感染管理は同じ事の繰り返しが多い業務です。そのため、その場のみで対応しても解決には繋がらないことが多いのが特徴です。もちろんその場で対応することも重要ですが、そこから中長期的な計画を考えていくように心がけています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院のスタッフは、医療や看護に対してまじめです、そして病院全体に患者さんへの医療や看護に対して、誰にでも意見ができる気運があります。この南風らしさは良い意味でとることも、悪い意味でとることもできます。良い意味で南風らしさが発揮できるようにできればと思っています。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
感染管理分野ではもちろんですが、医療と看護の質を向上するための活動を継続的に行っていくことです。

透析看護認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

透析看護認定看護師

現在、透析室師長という管理の仕事と認定看護師の2足のわらじ状態で仕事をしています。認定看護師として取り組んでいるのは、腎臓看護外来とフットケアケアなどの合併症や予防に関しての介入や、入院によりシャント造設して透析治療へ入られる方への介入、透析治療と平行して他疾患の手術や治療を受けられる方への介入をしています。透析師長という役割もありますが、自分が専門としている看護の延長線上の仕事でも有り、立場を活かして、スタッフが透析のスペシャリストとなれるようOJTを展開しています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
入職してから透析に関わる様になりましたが、実践していく中で、より透析について専門性を追求したかったため、資格取得を希望しました。病院と看護部のサポートがあり、資格取得できました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
専門職として、誰よりも多く患者とコミュニケーションと図ることを心がけています。 認定看護師の対象は、患者さんと一緒に働くスタッフの皆さんです。どちらにもまず自分の職務を理解していただくためにも、謙虚でストイックな姿勢であることを心がけています。そのためにはたゆまぬ「努力!努力!努力!・・・」を続けて行こうと考えています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院は、すでに透析を受けておられて、他の疾患で手術や治療が必要であるが、他の病院では診療体制としてフォローできないという理由で引き受けるため、入院透析患者さんが常時○名ほどいらっしゃいます。このため県下でも「腎不全」「透析療法」「血液浄化療法」などの知識・技術・経験・考え方を生かせる場が多くあるところが大きな特徴と言えます。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
看護師という仕事は患者さんの生命を預かる以上「厳しさ」はあります。しかしそれ以上に、看護師という仕事の「楽しさ」や「やりがい」を後輩達に伝えることができる看護師になりたいと考えています。

慢性心不全看護認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください
循環器を含む混合病棟に勤務しながら、循環器疾患患者の看護ケアを行っています。心不全の患者さんや家族からの質問にお答えしたり、スタッフからの相談を一緒に考えたりしています。
認定の資格取得するきっかけを教えてください
ICUでの勤務経験があり、その後の移動先でも循環器疾患の患者さんへ関わっていたので、自分の得意分野と認識していました。認定取得も以前から考えていましたが、家族の事や仕事の事も考え足踏み状態であった時に、近県の熊本で教育課程が開設されたことを知り、上司からの推薦と看護部・病院のサポートを頂いて研修と資格取得にこぎつけました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
疾患に対して患者さんが理解しやすいように説明できるために、私自身が疾患を理解するように知識を蓄える事を心がけています。どうしても理解しにくいところは循環器の医師や検査技師に相談できる職場環境が、南風病院には整っており、サポートを受けながら病態理解から具体的な看護へ繋げられるようにしています。患者さんだけでなく、スタッフへの貢献として、勉強会等においてはスタッフが理解しやすいように創意工夫をしています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院は、看護師のプラスアルファの資格所得に対し、全面的な後方支援制度が完備されている、数少ない病院だと思います。私だけでなく、この制度を利用し分野の異なる認定看護師が多く勤務していることも特徴と思います。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
患者さんへ必要な情報が提供でき、患者さんが再び心不全で入院することが回避できるように関わっていくことが目標です。そのための手段として、心不全看護への理解を深め、協働できるスタッフが必要です。勉強会や事例検討でスタッフがスキルアップし、入院患者をサポートできる看護体制を構築していくことが当面の目標です。将来的には在宅や外来へも活動範囲を拡げて、心不全患者の生活から援助していきたいと考えています。

緩和ケア認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

緩和ケア認定看護師

私は緩和ケア病棟に所属しながら、緩和ケアチーム専従看護師として、緩和ケア外来、治療病棟、緩和ケア病棟で、緩和ケアを必要とされる患者様やご家族と関わらせていただいています。健康な自分に、患者様やご家族の本当の苦しみが理解できるのか?と自問自答しながらも、大切にしていることは、共に揺れ、共に頑張ることを伝えることです。人としても、看護師としても未熟ではありますが、患者様やご家族の様々な選択をサポートしていきたいと考えています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
「両親を自宅で看とるための知識と技術を得たい」という理由で看護師を目指したことや、叔父や叔母を癌で亡くした経緯から、看護師1年目より終末期看護には興味がありました。南風病院に入職時より全科対応個室病棟に勤務した事で、告知の段階から終末期の患者様まで関わり、さらに緩和ケアを学びたいという思いが強くなりました。そしてすでに南風病院のサポートで緩和ケア認定看護師の資格を取得し活躍している先輩と出会い、親友の癌罹患による闘病が後押しとなり、緩和ケア認定看護師取得に至りました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
緩和ケア認定看護師として、同僚の看護師達に対して緩和ケアに関する教育や指導を行うことや、患者様やご家族に対して緩和ケアを実践していく責任があると考えています。しかし、私は認定看護師である前に、一人の看護師として、看護師である前に人としてどうあるべきか考えることは忘れないようにしています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
WHO(世界保健機構)が提唱する、「早期からの緩和ケア」を考える中で、告知の段階から終末期まで、同じ病院で過ごすことができる事は、急性期病院の中に緩和ケアチーム、緩和ケア病棟、訪問看護ステーションをもつ南風病院の特徴だと考えます。さらに、各診療科の医師が常に相談しあえる医師間の信頼関係や、各病棟の緩和ケアを担う看護師が中心となり、診療病棟と緩和ケア病棟、在宅をつないでいることも、南風病院の特徴でありその事が患者様やご家族にとってメリットになっていると思います。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
平成25年5月に緩和ケア病棟が開棟したことで、南風病院で治療されている患者さんの療養場所の選択が広がりました。しかし、闘病しながらも在宅で過ごしたいと考えられる患者さんの希望を全て叶えるには、まだまだ十分とは言えません。患者さんが望む場所で、望む医療と看護が提供できるように、今後は、少しずつでも訪問看護等の在宅看護にも携わっていきたいと考えています。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください
呼吸内科の病棟のスタッフとして所属しながら、慢性期にある患者さん・ご家族からの療養上の悩みや相談、看護スタッフからの呼吸ケアへの相談に対応しています。患者さんへの具体的な対応としては、入院中の治療に関してだけでなく、在宅療養における在宅酸素や在宅用人工呼吸器の取り扱い方法の指導や息切れの少ない動作などを指導しています。また患者さんが実際に在宅療養に入られる際には、療養生活に合わせた支援を構築するために、主治医と相談しながらソーシャルワーカーや訪問看護師を含めた退院前カンファレンスを行い、その人らしい療養生活のサポートに努めています。
認定の資格取得するきっかけを教えてください
呼吸器内科の息苦しさを訴えられる患者さんと接して行く中で、自分が行う看護だけでは患者さんの「苦しい」という現状を改善できない現実に対して「悔しさ」を感じました。そこでもっと早期から患者さんを安楽な状態へと援助できる「知識」や「技術」を身につけたいと感じ、先輩や上司に相談しました。病院全体の応援があり、この資格の取得にこぎ着けました。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
認定看護師として学んだ知識・技術を、単に言葉だけで患者さんや同僚看護師達に伝えることだけでなく、視覚や感覚にも訴え、現実の療養やケアの方法に具体的に活用できる方法にして、提供できていければと考えています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
笑顔で明るい職場だと、日々感じています。南風病院には重症な患者さんが多いですが、多職種間でのコミュニケーションが良く、その事が患者さんへの治療やケアに反映していると思います。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
まずは、現在所属している呼吸器内科の病棟に入院されている患者さん達へ、同僚スタッフ達と一緒に、エビデンスに基づいた確実な呼吸器疾患看護を提供していきたいです。閉塞性肺疾患などの慢性期にある患者さんと介護されるご家族を支えていくには、病棟内だけでなく、患者さんを支援する他職種スタッフ、地域の皆様にも認定看護師として役割発揮できればと考えます。そのためにはまずは呼吸器疾患看護の専門外来、呼吸器教室、連携先の病院・施設・訪問看護ステーションへの出前サポートも試みて行きたいと思っています。

手術看護認定看護師

現在の仕事の内容を教えてください

手術看護認定看護師

手術室・中央滅菌材料室に勤務しています。実際の手術の介助だけでなく、術前訪問や術後訪問を通して、手術をうける患者さんや家族の精神的なケアまで介入しています。手術を受けた患者さんが「南風病院で手術をしてよかった」と言ってもらえるよう、手術室スタッフと日々努力しています。また手術看護認定看護師として、日々の手術だけでなくスタッフへ指導したり相談も受け、手術室がチームとして患者さんのためによりよい手術が提供できるよう、全体の手術看護のレベルアップができるよう勉強会を企画・実施しています。

認定の資格取得するきっかけを教えてください
きっかけと言うほどのこともありませんが、「井の中の蛙大海を知らず」になりたくなかったでしょうか。働き始めたころは、手術看護に興味が持てませんでした。4年目にさしかかった頃から「手術看護って何だろう」と考える様になり、手術看護に興味を持つようになりました。しかし興味を持ってくると「自分の手術看護ってどうなんだろう」「自分のしている事は他の病院のレベルと比べてどうなんだろう」と自信が持てませんでした。私は南風病院が好きだし辞める気もない、でも外の病院のことも知りたいと思うようになりました。そこで手術看護認定看護師という資格に興味を持ち始めました。実際認定看護師になり、全国とのネットワークが出来ると、自分を含めた南風病院の手術看護のレベルが、まだまだ未熟である事を感じさせられました。でも逆にそれは成長の可能性が有る事だと、今は気持ちを切り替えて、少しでも南風病院の手術看護がレベルアップし、全国に誇れる手術看護チームに成長できるよう、スタッフと一緒にがんばっていきたいです。
認定資格取得者としてこころがけていることを教えてください
手術室全体のレベルアップです。どの看護師が手術を担当しても、同じレベルの看護を患者さんが受けることができるように、手術看護の質の向上のため、勉強会の実施やマニュアルの作成に取り組んでいます。今はまだ自分自身が「手術室」という枠から飛び出せずにいますが、周術期看護という観点から患者さんのことを考えると、患者さんの戦いは手術が決定したときから始まっています。そんな患者さんのサポートが出来るように、手術が決定する外来から退院するまで関わっていきたいと思っています。
南風らしさ、南風ならではを、教えてください
教育体制の充実だと思います。院内のクリニカルラダーの充実もそうですが、南風病院は、働く看護師の意欲やステップアップをとても大事にしてくれています。認定看護師には就職した当時から興味がありました。私より経験の長い先輩もいましたが、まだ勤務して5年しか経っていない私を認め、快く送り出して下さいました。認定看護師教育センター在学中も師長や医師、スタッフからも励ましのメールをたくさん頂きました。私が手術看護認定看護師の資格取得できたのも、この病院で働いていたからこそだと思っています。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
私は南風病院の手術室で働く看護師です。またそれと同時に手術看護の認定看護師です。自院の手術看護の向上も大切ですが、患者さんはいろいろな病院で手術を受けます。地域の医療に貢献するという意味では、鹿児島県全体あるいは九州全体の手術看護のレベルアップができればと考えています。2012年からは九州手術看護認定看護師会主催の「手術看護テクニカルセミナー」を開始しました。地理的な問題でセミナーに参加したくても参加できない手術室看護師のためのセミナーです。このような活動を積極的に行い、地域全体の手術看護がレベルアップできるようがんばっていきたいと思っています。

認知症看護認定看護師

H26年度認定看護師資格取得

認定の資格を取得するきっかけを教えてください

認知症看護認定看護師

私が認知症看護認定看護師を目指すきっかけとなったのは、認知症検査目的で入院された患者さんの対応に、困難さを感じた事があったためです。その患者さんは、認知症の検査目的での入院だったのですが、易怒性などの症状悪化のため、結果的には精神科病院へ転院となりました。私はコミュニケーションもうまく図れず、認知症看護に対し苦手意識を持っていました。しかしその患者さんの事を思い出すと、対応の仕方次第では自宅療養し家族と生活できたのではないか、何かできる事はあったのではないかと後悔が残りました。そのような思いを抱えている時に、上司や認知症専門医の勧めもあり、認知症看護について学びたいと考え、受験を決意しました。

南風らしさ、南風ならではを、教えてください
南風病院では、2007年から認知症専門医によるもの忘れ外来が設置されています。また、もの忘れ外来では、CTやMRIのほか、脳血流スペクト検査を駆使し、認知症の早期診断、早期治療を行っています。スタッフも認知症専門医の他に、精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士などスタッフが配置されていることから、今後、認知症看護認定看護師として、それらスタッフともに院内外で活動できるのではないかと考えています。
今後の仕事上の目標や希望を教えてください
現在は、認定看護師認定課程が修了し、認定試験前であるため、まずは認定看護師試験に合格することが先決であると考えています。今後の目標は、認知症状のある患者さんやその家族の困っている事を、タイムリーに対応できるように、現場の看護師と共に協力して看護していきたいと考えています。
公益社団法人鹿児島共済会 南風病院