循環器内科

診療体制

常勤医3名、非常勤医2名で診療をおこなっております。
外来は月~金曜日です。(各医師の担当日は表をご覧ください。)また毎月第4月曜の午後にペースメーカー外来、毎週水曜日の午後と木曜日の午前に腫瘍循環器・静脈血栓症外来を開設しております。

対象疾患

心不全、不整脈、閉塞性動脈疾患、静脈疾患、狭心症、慢性虚血性心疾患、肺塞栓症、高血圧性疾患、心筋症、心内膜炎、拡張型心筋症、弁膜症、その他循環器疾患全般

治療方針

 上記の対象疾患について、エビデンスに基づいた標準的な治療を心がけています。入院は特に高齢の心不全患者さんが多いため、急性期治療に引き続いて早期にリハビリを開始し、退院後もADL(日常生活動作)を良好に維持できるように対応しています。
 心不全は再入院の抑制が最も大切ですが、様々な新規の心不全治療薬を積極的に使用し、心不全認定看護師などの多職種が介入し、生活指導、服薬指導などを含めた、きめ細やかなケアを実践し、再入院の抑制に努めています。観血的治療としてはペースメーカー移植術、電池交換術を行っています。
 虚血性心疾患の急性期など緊急手術が必要な患者さんについては、治療可能な施設に速やかに紹介させていただくなど、緊密に連携しながら治療を継続していきます。
 また、当院の特徴として、がん患者さんや整形外科疾患の患者さんで静脈血栓症を合併している患者さんも多いのですが、専門外来(腫瘍循環器・静脈血栓症外来)を開設しており、積極的に介入し、診断と適切な治療を行います。また、血管ドックを行い、動脈硬化症の予防にも力を入れています。

【腫瘍循環器・静脈血栓症外来】

 がんを有しながらも化学療法などの治療を行いながら長期療養される患者さんには、高血圧症や虚血性心疾患などの心血管系疾患に罹患する、また、がんそのものや化学療法中に血栓症(がん関連血栓症:CAT)や心筋障害(がん治療関連心機能障害:CTRCD)を発症される場合があります。

 当院では令和4年10月より新たに『腫瘍循環器・静脈血栓症外来』を開設し、そのような患者さんをフォローする体制を整えました。
 以下の症状がある場合は、『腫瘍循環器・静脈血栓外来』にお気軽にご相談ください。
 ・がん化学療法中に血圧上昇を認める
 ・心機能障害が疑われる
 ・下肢膨張があり、Dダイマーが上昇している
 ・深部静脈血栓症が疑われる
 ・難治性の静脈血栓を有する

ドクターリスト

 

主任部長
今村 正和
Masakazu Imamura

専門分野:循環器科一般、動脈硬化症、高血圧症、心不全

所属学会日本内科学会
日本循環器学会
日本高血圧学会
認定医・専門医日本内科学会認定内科医
日本循環器学会循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医    

 

部長
新里 拓郎
Takuro Shinsato

専門分野:循環器全般、心不全、末梢血管疾患、虚血性心疾患

所属学会日本内科学会
日本循環器学会
日本心臓病学会
日本心臓リハビリテーション学会
日本心不全学会
日本脈管学会
日本心血管インターベーション治療学会
認定医・専門医 日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本脈管学会脈管専門医
日本心臓リハビリテーション学会指導士

 

町頭 郁哉
Fumiya Machigashira

専門分野:循環器内科

所属学会日本内科学会
日本循環器学会
認定医・専門医 日本内科学会認定内科医      
清永 和明

 

非常勤
清永 和明
Kazuaki Kiyonaga

専門分野:循環器内科

所属学会日本内科学会
日本循環器学会
日本心臓病学会
日本心電学会
日本不整脈学会
認定医・専門医日本内科学会認定医
日本循環器学会循環器専門医    

非常勤
皆越 眞一
Shinichi Minagoshi

専門分野:循環器内科

所属学会日本内科学会
日本循環器学会
認定医・専門医日本内科学会認定内科医
日本循環器学会循環器専門医    

外来診察担当表

外来診察担当表は下記よりダウンロードしご確認下さい。
外来診察担当表のダウンロードはこちら[PDF]

入院患者の疾患別構成比率

治療実績(外部サイト)

「心不全」(→「Caloo」病院別 心不全の治療実績

研究業績

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