高齢者・健康長寿医療センター のご案内

  • 南風病院では健康寿命延伸を目的に『高齢者・健康長寿医療センター』を開設しました。「ロコモ・フレイル・生活習慣病外来・骨粗しょう症外来」もの忘れ外来脊椎仙腸関節外来などを備えます。
  • フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって健常レベルへの回復が可能とされる状態です。
  • 高齢者・健康長寿医療センターでは、診療と予防の両方に取り組む地域の拠点病院として、地域市民に開かれた施設づくりに取り組み、地域の親しみやすい拠点施設(通いの場)となることを目指しています。

「ロコモ・フレイル・生活習慣病外来・骨粗しょう症外来」

フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。要介護に移行するリスクが高い一方、適切なケアによって健常レベルへの回復が可能とされる状態です。南風病院高齢者・健康長寿医療センターでは、特にフレイル対策に力を入れており、栄養指導、筋力トレーニングなどのフレイル対策プログラムを提供します。

トレーニング室には、油圧式のトレーニング機器が8台設置されています。マシーンを使った筋力トレーニングとインターバルでの有酸素運動、その後のストレッチを含め、1回40分のトレーニングです。火曜から金曜の週4日提供されているトレーニングでは、常時当センタースタッフの支援・指導が受けられます。

診察に際しては、定期的に理学療法士による体力測定が受けられます。筋力やバランス能力、歩行速度といった測定が約30分かけて行われ、結果に基づいた個別のトレーニングプランが提案されます。身体の変化を専門家と一緒に確認できる大切な機会です。

待合は、白を基調とした明るい空間となっています。書籍や掲示物は、健康に関する情報や運動・体操の情報、栄養の摂り方やオーラルフレイルについての情報など様々です。いずれも健康寿命延伸を目指す当センターならではの情報が詰まっています。是非一度お立ち寄りください。

高齢者・健康長寿医療センター長 大内 尉義
昭和48年、東京大学医学部卒業、内科研修の後、東京大学第3内科に入局し循環器病学を専攻。昭和60年米国テネシー大学生理学教室に留学し、高血圧の基礎的研究に従事。翌年帰国後、東京大学老年病学講師、次いで平成7年同教授に就任。老年医学、循環器病学、骨代謝学、認知症学の診療、研究、教育にあたった。平成25年、国家公務員共済組合連合会虎の門病院院長を経て、現在同病院顧問。平成17年~27年日本老年医学会理事長、平成19年~25年日本老年学会理事長を勤めた。

フロアのご案内

2階:連絡通路側入口(南風病院本館1階とつながります) 受付、診察室(ロコモ・フレイル・生活習慣病外来、 物忘れ外来、頭痛外来)、処置室、 トレーニング室 (筋トレ)、面談室(栄養指導,神経心理検査)、 多目的室(認知症カフェ)
3階:受付、診察室(脊椎仙腸関節外来)、処置室、リハビ リ室

予約申し込み・お問合せ

南風病院高齢者・健康長寿医療センター
〒892-8512 鹿児島市下竜尾町6番18号
【代表電話番号】099-226-9111
【外来予約専用】099-805-2259