画像診断装置のご紹介

南風病院 画像診断センターでは、GE社製PET/CT装置を2台を導入しております。PET/CTはPETとCTを同一機器内に組み合わせた検査装置で、従来のPET単独の検査に比べてがんの発見や治療方針の決定に、より威力を発揮します。しかし、PET/CT検査でも見つかりにくいがんがあるため、超音波検査や胃内視鏡検査、MRI検査等を組み合わせ、より精度の高い診断を行うことが必要です。南風病院ではMRI装置も設置し、さらに高度ながん検診が実施できるようにしました。また、PET/CT検査他で見つかったがんを精査するため、CT装置も64列を導入しております。

画像処理システム

PET/CT(2台)

Positron Emission Tomography/Computed Tomography

PETから得られる薬の臓器への移動(代謝)画像とX線CTから得られる臓器の形(形態)画像を重ね合わせて、がんを正確かつ速やかに画像化する装置。

PET/CT

MRI 超高速画像処理・高画質・騒音低減

Magnetic Resonance Imaging

MRI検査とは磁石の力で人体のいろいろな方向の輪切りや縦切りの画像を撮影する装置で、脳や脊椎、骨盤、手足の関節の撮影に向いています。

MRI

CT 超高速撮影

Computed Tomography

CT検査はX線を利用して人体の輪切りを画像にする装置です。

短時間で胸腹部などの広い範囲を細かく撮影でき、また血管や骨などの三次元表示が可能です。

当院では64列の2台のマルチスライスCTを導入しており、より高画質、超高速撮影が可能となりました。

CT

超音波診断装置
生体に投射した超音波を探触子でとらえたものを画像化する装置。人体には全く無害で痛みもありません。甲状腺、腹部、骨盤部を中心に検査を行います。

超音波診断装置

マンモグラフィ

Mammography

乳腺専用のデジタルX線装置です。撮影された乳腺画像を専用の解析装置で読影(ドクエイ)し微小な病変を見つけます。当院では、認定資格を持った女性の診療放射線技師が検査担当いたします。
※3Dマンモグラフィ(オプション)
3DマンモグラフィはX線を多方向から当てることで立体的(3D)に乳房を画像化し、多くの断面で乳房内を観察することができ乳腺の重なりで隠れて見えにくい病変も明確に診断可能となります。

MRI

公益社団法人鹿児島共済会 南風病院