入院について
入院費用(DPC)
入院医療費について
平成18年4月1日より、当院の入院医療費の計算方法はDPC(診断群分類包括評価)方式になりました。
DPC(診断群分類包括評価)とは
患者さまの病名と実施する手術や処置などの診療内容および合併症等によって分類された「診断群分類」とよばれる 区分ごとにあらかじめ決められた1日あたりの定額の医療費を基に計算する方式(包括支払い方式)です。
従来の計算方法は、行なわれた診療行為の点数を積み上げ式に加算していく『出来高算定方式』でしたが、DPCは1日あたりの決められた『包括部分(入院料、薬・注射、検査など)』と『出来高部分(手術料、麻酔料等)』を組み合わせて計算を行ないます。
DPCによる入院費の計算方法
入院診療費の支払いは、月ごとの支払いであることに変わりはありませんが、入院期間がふた月以上にまたがる場合、入院後の症状の経過や手術等の治療内容の追加・変更などにより、前月に仮決定していた「診断群分類」が変更になり、定額部分が変わることがあります。その際は入院日より診療費の計算をやり直し、当月分の診療費で差額の調整をおこないます。
(退院時に返金や追加請求等が発生する可能性があります。)
DPC対象外の患者さまについて
- 健康保険適用外の診療(自賠責、労災、公務災害、治験など)
- 一般病棟以外(地域包括ケア病棟・緩和ケア病棟)に入院される場合
- 入院後24時間以内に亡くなられた場合
- 疾患や治療内容により包括点数が設定された診断群分類に該当しない場合
以上の患者さまはDPCではなく、従来の出来高方式にて計算致します。
公益社団法人鹿児島共済会 南風病院