外科・消化器外科 北薗主任部長の論文が Asian Journal of Surgery誌に掲載されました!

外科・消化器外科 主任部長 北薗正樹医師の論文が、Asian Journal of Surgery誌に掲載されました。

「Robotic vs. laparoscopic distal gastrectomy for gastric cancer: A propensity score-matched retrospective comparative study at a single institution」

(胃癌に対する幽門側胃切除術のロボット手術と腹腔鏡下手術の比較: 単一施設での傾向スコア分析を用いた後ろ向き研究)

掲載誌PDF

[Asian Journal of Surgery]

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1015958424005189?via%3Dihub

[pubmed]

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38538396/

ロボット支援下での幽門側胃切除術の安全性と実施可能性を確認することを目的とした研究です。ロボット手術が腹腔鏡手術に比べて実施可能性と安全性において劣っていないこと、腹腔鏡手術よりもロボット手術の方がより多くのリンパ節を郭清でき、正確で安全な切除が可能であることを示しています。また、この研究では、外科医がロボット手術の経験を積むにつれて、手術時間が大幅に短縮されることも分かりました。

▽北薗医師は日本ロボット外科学会の国際クラスの専門医です。

公益社団法人鹿児島共済会 南風病院